先日、観音崎公園を散策した際に取得したGPSの軌跡データです。
下の地図にある記事の中で紹介した、公園内の移動経路は、プロットした軌跡情報を元にして、ふらついた部分などを修正して作成したデータになります。
胸のポケットにPDAを放り込んでいたので、アンテナを垂直に立てた状態の結果なのですが、条件が悪いにもかかわらずかなり正確な測位結果を返しています。
図中の青い矢印で示した3箇所で、大幅に測位のズレが発生しています。何れも、山の陰で片側が斜面なっている状態で、実際の位置より谷(海)側の開けた方向へずれていました。
山の稜線や開けた場所の移動時は、アンテナが垂直の状態でもかなり正確な測位結果になっていますので、外部アンテナを帽子のツバやバックパックの肩ベルトの上など水平にセット出来れば、もう少し正確な測位結果を得られるかもしれません。
また、現地までの移動中は、バイクのタンクバックに入れていましたが、一般のカーナビゲーションのような、GPS+ジャイロとマップマッチングによる、道路上をピシっとトレースするような正確さはないものの、トンネルの中以外では、ほぼ道路上をトレース出来ていました。
全体的な使用感としては、里山でハイキングコースを移動するような場合、測位が一時的に大きくふらつく可能性がありますが、自分の現在位置がわかる地図として十分使用に耐えうる性能だと思います。
そもそも、カーナビゲーションではありませんので、自分の位置がわかる電子地図という使用用途で考えれば、道無き道を移動していても無理やりり近くの道の上にマッピングされるようなことはありませんので、ハイキングやポタリングにはぴったりですね。
但し、バッテリーが3~4時間しか持たないのが玉に瑕かも。丸一日のツーリングなどで使用する場合は、外部電源の確保は必須ですね。
あと、WILLCOMのW-ZERO3[es]、ならコンパクトボディにVGA画面+携帯電話も兼ねて使用できるので、街中のサイクリングにぴったりかも。
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