最近、後付HIDの値段がかなりお手ごろ&サイズも小型化されて、1灯分ならハロゲンの高効率バルブと大差ない値段。といったわけで、PEGASO のライトを HID 化してみました。
購入したのはこちら。
35W のイグナイター別体型の薄型バラスト。バーナーは見易さ優先の4300Kで、PEGASO のヘッドライトバルブにあわせてH11タイプのバーナーです。
まず、バラストを取り付ける場所が必要ですが、PEGASO の場合フロントフォークのアンダーブラケットによさそうな場所がありましたので、まずは適当な厚紙で型取り。ちなみに、電源は右の写真にあるようなH11バルブタイプのカプラでヘッドライトのコネクタから直にとってます。今回使用するHIDのバラストは、要求電圧が9V~ 最大6A以下というスペックなので、テストした結果、PEGASO の場合はバッテリーから電源を取らなくても大丈夫でした。
厚紙で作った型紙から、2mm厚のアルミ板を切り出しました。これにバラストをネジ止めして、フロントフォークのアンダーブラケットに取り付ます。
切り出したアルミ板にバラストを取り付けようとしたら問題発生。取り付け穴のザグリが不十分で、ネジの頭が引っかかってしまいました。どうしたものか考えていると、家のワンコが遊んで~と...ごめん、後でね。
フライスでもあればサクサクっと削ってしまうところですが、そんなものは持っていませんので、真鍮製のパイプでカラーを作って対処。1箇所はカラーだけでOKでしたが、残りの2箇所はやはり削らないとダメでしたので、6.5mmのドリルを使って削り込んで無事解決。
なんだかんだで、ここまで完成。やっと PEGASO への取り付けですが...
フロントフォークのアンダーブラケットにあてがってみたら、バラストを止めたネジが、ハンドルストッパー用の出っ張りにあたってしまいました。致命的な設計ミスです X-(
苦肉の策で、まず長いネジをナットの高さで切り取って極力出っ張りを減らした状態で、ワッシャーを挟んでクリアランスを確保しました。
ようやく、ここまでこぎつけて、テスト点灯。
残りは、邪魔くさいイグナイターと配線をどうまとめるか、ああだこうだと色々試した結果、フレームの右側にすっきりと収まりました。作業時間の大半は、配線の取り回しをどうしようか悩んでいる時間だったりするかも。
そんなこんなで完成して、点灯!
画像ではずいぶん青っぽいですが、実際はもっと白い色してます。
PEGASOの場合、オルタネータが発電し始めるとヘッドライトリレーがONになる仕組みで、エンジン始動の瞬間セルボタンを離すまで一瞬、電圧不足で不安定になりますが、これはバッテリーから取っても同じことなので、セル駆動中はライトへの電源を遮断するように配線を改造するしかないですね。とりあえず、大丈夫でしょう。
あと、光軸弄ってたら光軸調整用のネジからリフレクターが外れました...X-(
上向き方向にどんどん回してネジの端っこまで移動すると、そのまま抜け落ちやがります。付け直すのに、えらい苦労しました。これって設計上の欠陥ぢゃ無いか?
こんにちは。
ご無沙汰致していました。m(__)m
色んな事が出来られて羨ましいですね。ワンコちゃん手伝いに来たのかも知れませんね。。。
山太郎 さん>
下手の横好きというやつで、いつも何かしら失敗してます X-(
今回も、つじつま合わせで乗り切ってます ;-p
うちのわんこ、本や新聞を床に広げて読んでいると、
必ずといっていいほど上に乗って座り込むし...
どうも手伝う気はなさそうな感じです。