先日試作をした,2枚挿しパスケースです。
色はピンクで,とのオーダーに合わせて,タンローの染色です。ステッチとコバは,本体のピンクに合わせてアクセント的に赤で仕上げました。
顔料系で塗ってしまえば簡単なのですが,せっかくの革の質感が消えてしまうので,染料で頑張ってみました。
ピンク色の染料がない&染めた直後と乾燥してからの色味が変わってしまうので,近い色で調合して仕上がりを確認しつつ,これでいけるかな?と出たとこ勝負でしたが,理想に近い色が出せました。
調合の比率は覚えているのですが,希釈と塗る回数や革の質で,色の出方がまちまちなので,また同じ色を出せるかどうかは神頼みです。
使用した糸は,エスコード #20/3 に赤が無かったので,ボタン付け用のポリエステル #20 を自前で3本撚りに....これが結構手間取りまして,白エスコードを染めた方がよかったかも。次に同じように色がほしいときは素直に染めで行きます。
きれいなパスケースが完成ですね(*^_^*)
あっという間に職人さんのようになられて…そんな簡単ではないですよね。
興味津々なんです、とっても。
でつ さん>
私が作っている小物だと,切って貼って縫うだけなので,要領さえわかれば結構簡単です。染色や型押しなども,手順通りにやってみたら案外簡単でした。(ただいま,別のナイフ用ケース作成中)
型紙作成(自分で考える場合)と縫う作業が一番時間が掛かる感じですね。
既に縫い穴の開いている手縫いのパスケースキットなどもあるので,まずは試しにチャレンジし手見るのもありかもです。