先々週までさかのぼりますが,BENROのジンバル雲台 GH-3 へのパン方向のフリクション調整機能追加をしてみました。とりあえずロック解除時にもフリクションがかけられる様になりましたが,まだ改良の余地ありです。
手術台(プロクソンのホビー向けフライス)の上にのせて,オペ開始。
フリクション調整ネジとパーツを仕込む為にラジアル方向に Φ4 の穴を開けて,M5 のタップを切りました。
次に内部パーツの作成,今回は銅リベットを使ってみました。
バイスに挟んでミーリング...金鋸でバッサリやったほうが早くて簡単なのですが,はい,使ってみたかっただけです。 ;-p
出来上がった Φ4 の棒を,始めに開けた穴に仕込みます。長さは穴の半分くらい。
内側からグルーガンで樹脂を流し込みます。この樹脂がブレーキの役目をして,フリクションをかける仕掛けとしました。
実際に組み立ててみると,摘みの径が小さすぎたのか,微妙な調整がし難いのと,動きのスムーズさに難あり。
で,組み立て時にベアリングの球当り調整の際,あ,難しく考えずにこの締め込み具合でフリクション調整すればもっと簡単だったことに気が付いてしまいました。X-(
これなら,適当な長さのインチ規格のボルトとノブスター&皿バネ数枚でいけますね。ってことで,実践編パート2 として,今回作ったフリクション調整機能は,芋ネジで固定のプリ設定用にして,球当りの加減でフリクションを出すことにします。
時間があれば,フリクションが掛かりつつ動きのスムーズさを出すために,アルミのパーツの内周を 0.2mm ほど削って,ニトフロンテープを貼ってみるのもよさそうです。この辺は追い追いで,実践編パート3 かな?
— ちょっと仕様変更しました —
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