5年ほど前に,メーカーアウトレットでゲットした,AriaPro2 の PE-509 に Tune-O-Matic に座繰りなしで搭載できる FloydRose の新作ユニット FRX を装着してみました.
Kahler のトレモロユニットを取り付けて PE-SUPRA もどきにする予定でいろいろ準備は進めていましたが...
アーチトップボディーにルーターで座繰り入れるの大変だよなぁなんて思っていたところに,こちらのユニットが発表されたのを知り,悩んだ結果 FRX に方針変更です.
Kahler と FRX .座繰り不要とするために,ユニット後方に追い出されたスプリング分 FRX が一回り大きいです.デザイン的には悪くないかな?
どちらも個人輸入で Kahler は,メーカー向けのバルク品で,FRX はプレオーダーの特別価格だったので,国内流通価格から比べると,びっくりな値段で購入できました.
トレモロユニットの装着に合わせて,ペグを Schaller バックロックタイプのロックペグに交換です.
もともと,Schaller M6 タイプでしたので,穴の位置もぴったんこ.外して付けておしまい.
裏のつまみを回すと,弦穴にシャフトがせりあがって弦をロックする仕組みです.
ペグにくるくる巻き付ける必要がなくなるので,弦交換やメンテナンスがとっても楽になります.
FRX に付属のロックナットは,トラスロッドの蓋と入れ替える形で取り付けるようになっていますが,ロゴのインレイが隠れちゃうし,ちょっとでかくて野暮ったいので,却下.ギブソンだとピッタリなのかな?
チューニングが安定しないようであれば,Kahler のロックナットでもつけましょうか.
で,取り付け完了の図.FRX の弦高調整は,ユニット前部にある左右の芋ねじで行う仕組みなのですが,先端が丸くなっているとはいえボディーに食い込むのは必須かも.また,アーチトップなので斜めに接触するのもちょっと心配.
ってことで,ブリッジのスタッドアンカーを利用して,低頭タイプのボルトで下から支えるようにしてみました.調整の際はいちいちユニットを下ろさないといけませんが,まぁ一度決めちゃえばそうそういじるものでもないですしね.Kahler みたいなつまみネジの大きいやつにすれば,横から回せるかも.
— つまみネジに変えてみました —
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