バイク
 

ホビー用フライスで旋盤もどき

20160425_001ミラーを止めているボルトに錆が出始めたので,ステンレス製のキャップボルトに交換しようと思ったら...

規格品のキャップボルトでは入りませんでした.
どうやら小頭 & 低頭ボルトが使われているようでして...
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さらに,ミラーに使われているボルトは細目ピッチなので,小頭 & 低頭タイプのキャップボルトは普通に売られている規格品にはなく,専門店にあればよいけど,特注になりそうな予感.

ならば,頭が低くいボタンキャップボルトを削って作っちまえ!てことで,ホビー用フライスを使ってなんちゃって旋盤加工をしてみました.

20160425_003使用したのは,ステンレス用の UTi-20.普通なら数千円するはずの,旋盤加工用のバイトが,長期在庫のアウトレットで400円なり.激安だったので,他に鉄用(TX10S) と鋳物用 (THi-10) も 1本ずつ購入しちゃいました.

 


バイトを万力に挟んで固定.先端はドリルチャックに付け替えて部材を銜えます.
付属していたドリルチャックの最大径,10mm まで行けますね.
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試しに,普通のキャップボルトを軽くさらってみたところ,いい感じ.剛性はないしドリルチャックで銜えてるような状態なので精度は期待できませんが,今回の様な用途であれば十分旋盤として機能しそうです.

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で,本番の加工を開始~ちゃちゃっと完成.
ボタンキャップボルト M10-1.25 L45 を削って,目的の小頭 & 低頭ボルトの完成です.

20160425_009完成したボルトはボタンキャップボルトのため,レンチのサイズが一回り小さくなりますが,締め付けトルクはそれほど高くないので問題ないでしょう.

 


錆びてしまったボルトを,作成したステンレスのボルトに交換.
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きっちり,収まりました.

プロクソンのフライスは,主軸の角度を変えられるので,テーパーキャップボルトとかも自作できちゃうかも.


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