スバルの純正ドライブレコーダー(デンソーのOEM)に純正の 16GB の microSDHC (H0013FL102) がセットされていましたが、 高画質モードだと 約200分。リアビューカメラの画像もあるのでさらに短くなる計算。
道中の映像を残したいとか、後で確認したいなといった時には、ちょっと心もとない感じ。
そこで、必要に応じてメモリを交換して使おうと思い、手元にあったデジカメやスマホ用に使っていた class-10 16GB のメモリを入れて1ヵ月ほどたった頃、突然 “ピーピー” とエラーのビープ音。
何事だろう?と、メモリを純正に戻してエラーになったメモリの映像をビューワーで確認すると、いちおう撮影はされているものの 10秒おきくらいにコマ落ちが発生していました。また、エラーが発生する数分前からコマ落ちが激しくなりエラー後は映像が録画されていない状態でした。
純正メモリの方は、特にコマ落ちなどは無く綺麗な映像。何が違うのかな?と説明書なんぞを読み返してみると、
付属の microSDカード規格は、8GB(pSLC)...
pSLC って書き込み回数の制限とか耐久性の高い高性能なやつですね。
(写真は 純正の 16GB です)
純正品の値段を確認すると、
8GB H0013FL101 – 7,700
16GB H0013FL102 – 9,900
うん、高い!
ちなみに、NAND フラッシュの 耐久性(記録信頼性・書き込み回数・書き込み速度)は 記憶素子のタイプごとに SLC > pSLC > MLC > TLC > QLC となっていて、単価も耐久性に比例してどんどん上がるイメージ
チョイとWEBで検索してみると、同じような症状を経験されている方が多数見受けられました。どうやら、エラーになったカードは TLC タイプで、ドライブレコーダーの連続書き込みに耐えられなかったようです。
それじゃぁ、純正と同じ pSLC を買うしかないかなぁ?なんて、さらに調べてみると、MLCタイプでもドライブレコーダー対応としている高耐久モデルならば、エラーにならずに使用できるらしいということで、レビューにスバルの純正ドライブレコーダーでの利用実績があった ” Transcnd High endurance microSDHC ” を購入しました。
容量は、32GB で録画時間が伸びるというのもありますが、容量が増えた分だけ、同じ領域への書き込み回数も減るので、pSLC より耐久性が劣る MLC でも多少なりとも寿命が延びるかな?と言ったところです。純正に比べれは値段もかなり安いですしね。
そんなこんなで、Transcnd を使い始めてそろそろ2ヶ月ほど経ちますが、今のところエラーもなく録画できてるようなので、まぁ大丈夫かな?
あと、32GB以上でも FAT32 でフォーマットすれば利用できると言う情報もありましたが、使えなかったらつまらないので今回は見送りました。
デジカメやデータ持ち運び用にも使えるので、次回購入するときには、128GBに挑戦してみようか。
最近のコメント