昨年、買おうかどうしようか迷って結局見送ったスマートトレーナー。
セールで安くなっていたのを眺めていたら、ほんの気の迷いで買ってしまいました。
自分がスマートトレーナが欲しいと思ったきっかけは、巷で人気の zwift の様なゲーム性のあるトレーニングツールとしてではなくて、過去のGPSのログや行ったことが無い場所などのルートを作成して地図上で走行を再現出来たらよいなぁといった感じで、純正のアプリでそのあたりのツールが充実していることやデバイスとの接続性などの評価から、ELITE DIRETO XR に決定。
いつも使っているミノウラノの固定ローラー(MAG850D-LW)と同じで設置が簡単なタイヤドライブ式にするつもりでしたが、騒音の少なさや実走感などあれこれ考えて、ダイレクトドライブにしてみました。
DIRETO XR にはシマノのスプロケット CS-R7000 11-28T が付属していて、購入してすぐに使用できます。自分は 12-25T を使っているので、別途購入して後ほど入れ替える予定。
で、ELITE のトレーナーにした決め手は、純正アプリ「my E-Training」のマップコース機能でマップ上に引いたルートや走行ログデータから地図上での起伏を再現出来ちゃうところ。また、ビデオデータを使って実際にその場所を走行しているような感覚でのトレーニングも可能です。
他のメーカの物でも同様の機能はあると思うのですが、これが一番使いやすそうだったので...
ひとつ気になる残念なところがありまして、Windows版のアプリで STRAVA や Garmin から取得したGPSログをアップロードすると一定の間隔でスパイク状に起伏のデータが暴れる様なノイズが入っている様に見えるんですね。
どうやら記録された座標点が多いとか間隔が短いとそんな感じになるみたいなのですが、元データにこのノイズが無いことは確認できているので、明らかに my E-Training 側の問題だと思われます。
左から、Windws版とスマホの iOS版・Android版 の画面で、Windows版ではしっかり櫛状にノイズが入っています。スマホ用の画面では高度表示が間引かれてしまっていて iOS版ではところどころ、Android版では全く見えませんが、Android版で実際にローラーを回してみると見事にノイズ部分も再現されていて、平坦なはずなのに突然負荷がかかったり登りでスコーンと負荷が抜けたり...使いものにならず。
ちなみに、Android版のアプリでインポートした場合は、Windows版ほどノイズは乗らないものの、やはりところどころデータが飛び跳ねるように暴れる感じです。
※iOS版は、iTunes 経由で同期する必要があり、面倒なので試していません。
その後、確認してみると Android版と同様に、ところどころでデータが跳ねてました。
同じデータをiOS版でインポートした結果を見やすいようにWindows版で表示すると、ところどころで起伏のデータが暴れているのがわかります。
アプリの編集機能でルートを作ってやれば問題なさそうなので、ひとまずはアプリでルートを作って遊ぶことにしました。アプリが改善されない限りは、GPSのログをあきらめるかノイズが乗らない間隔を探って座標点を間引くスクリプトでも作るしかないかな?
2021/7/13
※回避方法がわかりました、
CSCの周回データも作ってみたので、回避方法と合わせて近いうちに公開予定。
あと、トンネルを通るルートを引いた際に、トンネルの上の高度を拾う場合があるようで、トンネルに差しかかかる手前から山越えの激坂になりました...これは、my E-Training 以外で作成したルートをWEB版の地理院地図などで開いて、トンネル内を通る座標を削除したうえで前後の少し離れた位置に座標を置いてやると上手くいくことが多い気がする。
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