Y’S GEAR から出ているYAMAHA EUROPE 純正オプションのサイドスライダーを取り付ける予定でいましたが、既に生産終了になっていました。
中古品は程度のわりに値段が高い、Tracer9やXSR900用ならまだ在庫があるみたいだけどロゴが違うし、他の社外品だとゴツくていかにもな物ばかり。なんて考えていたところで、海外の通販サイトにてこちらを発見。
所謂模倣品ってやつですかね。正規品と比較したら耐久性は劣るかもしれませんが、値段の割に作りはしっかりしているようです。レースに出るわけじゃないからFIM公認云々も関係ないし立ちごけや常識的な速度の転倒時でのダメージに対しては、フレームスライダーの補助として十分役に立つはず。
よくあるスライダーと違い、これは名前の通りエンジンカバーとして取り付けることで転倒時にエンジン本体へのダメージを軽減する仕組みで地面と接触する部分には厚みがありスライダーとしても機能するようです。
付属のボルトがユニクロメッキの鉄ボルトだったので、ステンレスのフランジ付きキャップボルトを用意していたけど半ねじの首下部分が、純正&付属ボルト(5.8mm)より0.15mmほど太く、途中で引っかかってしまい締めることができないという、なんじゃこりゃ???な事態に。
ステンのボルトを削ろうにも、ホビーフライスのなんちゃって旋盤では自分が持ってるバイトは大きすぎて端まで削れないし、付属のボルトと同じ長さの純正ボルトなら確実だけど、もともと付いていたボルト以外の長さの部品番号がわからず....
ちなみに、付属のボルト(太字)と純正ボルトの対応は以下の通り。対応する純正ボルトの部品番号が判明すれば置き換えたいところ。
M6x20 (90110-06396-00)
M6x25
M6x30 (90110-06388-00)
M6x35
M6x40 (90110-06321-00)
M6x45
(90110-06394-00)
M6x50
そんな訳で、正規品も標準で付属のフランジ付きボルトはユニクロの鉄っぽいのでしばし保留。小型旋盤用の細いシャンクのバイト買おうかな?
取り付けは、車両側のボルトを抜いてカバーをセット後、付属のボルトを使って既定のトルクで組付けるだけ。
クラッチカバーには、純正で火傷防止のカバーが付いているので、これを外して入れ替えます。
ウォーターポンプカバーはドレインボルトで共締めになっているのでワッシャーも付属していました。ボルトを抜いた時にちょっとだけクーラントが漏れるのはしょうがないか。あと、ホースバンドの向きを変える必要があるのと、ホースバンドとのクリアランスがギリギリ過ぎて結構シビアなので、取説の手順を守らないとスパッと嵌らないかも。
取り付け後はこんな感じ。
ぱっと見、何もついていなくて最初からこの状態といってもわからなそうな後付け感のないところが良いです。
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