MT-09SP へ NISSIN ラジアルマスターを取り付けました。取り付け自体は簡単ですが、ホースの取り回しをあれこれ悩んで結構時間がかかってしまいました。
オイルタンクは標準の物から一回り小さな GALE SPEED に交換。色は見た目重視で22年式SPと同様のスモークを選択です。あと、U-KANAYA のレバーを移植するため、補修部品として取り付けアタッチメントも取り寄せました。
ミラーホルダーは、ヤマハ純正 ホルダ 5YU-2639F-00(逆ネジ)に交換しています。 PEGASO から外したSIMOTAのミラー に交換することも考えて、 2S3-26393-00(正ネジ)も一緒に購入しました。どちらも回り止めの爪が付いているので、 オイルタンクステーを取り付ける際に便利。
— 2024.7.27 追記
SIMOTAのミラーを直接つけてしまうと、衝撃緩和装置がなくなってしまうため、車検通らないですね。
クラッチ側はレバーホルダーに正ネジで直付なので、左右とも逆ネジホルダにしてアダプタで正ネジに戻すやり方は使えないし、デイトナの衝撃緩和装置付きアダプターを挟むと3cmほどかさ上げされてしまう。まぁそれでちょうどよい高さなら良いんだけど。あとは、ネジが合えば、純正ミラーの基部にSIMOTAのミラー部分を合体させるのもありか。
しっかり養生をして、純正のマスターからオイルを抜きホースを外したら NISSIN のマスターに付け替え。あとは外したホースを戻すだけですが、そのままではホースの長さが足りません。
アンダーブラケットのホースクランプを緩めて、ホースの曲がりに無理がかからない範囲で1cmほどずらす(写真左)ことでEFFEX イージーフィットバーで出た余裕と合わせて標準の取り回しのまま(写真中)でもギリギリ届いたのですが、フォークのトップキャップの真上スレスレを通ってしまい減衰調整がし難い上にホースの捻じれが大きい為断念。他の装着例と同様に外側から回すようにして取り付けました(写真右)。クランプ位置を変えてホースを近づけていることもあり、無理なく取り付けできました。
ホースの捻じれに無理がかからないように取り付けると、バンジョーの向きはこんな感じです。また、オイルタンクを GALE SPEED に交換した理由は、車検対策で車高の基準になっているであろう純正のリザーバーの位置から4cm以内の変化に収めるためで、少しでも低い位置になるようステーにはブラケットが下にくるように取り付けてます。ちゃんと測っていませんが、これでローダウンキット&突き出し調整で下がった分も合わせて既定の範囲に収まってるはず。
ホースと空のマスターシリンダのエア抜きはキャリパー側からシリンジでタンクにオイルが出てくるまで注入してやると簡単。最後にマスターシリンダ側のニップルからエア抜きをして作業完了。
純正(左)とNISSIN ラジアルマスター(右)
ブレーキホースの取り回しの問題以外は、後付け感もなく綺麗に収まりました。
ついでにリアのオイルタンクもフロントに合わせてスモークタイプに変更。
ホース内径が不明だったこともあり、brembo系の GALE SPEEDとNISSIN(デイトナ)を用意。純正を確認してニップルのサイズが同じだった NISSIN のタンクを取り付けました。
そのまま取り付けると、タンクのホルダー部分が僅かにキャップに接触してしまいました。純正からグロメットを移植するかスペーサーを挟んで対処する予定ですが、ちょうどキャップの回り止めになっているので、ひとまずはこのまま。
— 2023.10.23 追記
グロメットを移植するにはブッシュを抜いて穴の拡大が必要で強度に影響が出そうなので、スペーサーを挟んで位置を調整しました。あとで、キャップとのガード?の間にスポンジゴムを挟まないと。
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