これまで気にはなっていたもののいろいろ面倒そうな気がして購入にまで踏み切れていなかった電熱ウェア。バードウォッチング仲間がヒーターベストを購入、とても快適との事で、背中を押される形で RSタイチ RSU638 e-HEAT フリース インナーパーカを購入しました。
USBのモバイルバッテリーが使えるものや発熱体がたくさんついているものなど、ピンキリでいろいろ出ていてどれにしようか悩んだ結果、一般向けのものだとスイッチが胸や内側に付いてたりすることからバイクでの使用や後々のサポートなどを考えて、ちょっと高いけど RSタイチのe-HEAT フリース インナーパーカにしました。
ヒーターがOFFの状態でも結構暖かいですね。電源スイッチは右の裾にペロっと出ていて、グローブをした手でも上着を着たまま操作できます。
バイクからの電源 or 専用にはなるものの、モバイルバッテリーでの使用も可能。
冬場の早朝スタートでの山登りで出発まで車内で仮眠するような時や、じっと動かず待つこと多いバードウォッチングなどで、防寒のダウンジャケットと合わせてこれを着てれば快適かな?なんて算段もあり。
見た目は普通のフリースパーカなので、バイクに乗る時以外でも使いやすそうな感じです。
フードは取り外しができるので、フリースのインナージャケットとして、先日購入したKOMINE JK-555 WP プロテクト3Lパーカ やインナーダウンなどと合わせれば、結構寒い時期でも対応できそう。
左右のポケットの中に電源コネクタが出ていて専用のモバイルバッテリーはここに繋ぎます。車輛接続ケーブルは左ポケット側の電源コネクタに接続します。
バッテリー基本2個セットですが単品でも使用可能なので車輛接続ケーブルを外さなくても右ポケットのコネクタに繋いで利用できます(持続時間は半分だけど、もう一個は予備として左ポケットに忍ばせておけばOK)
また、RSタイチさんに確認したところ、右ポケットにバッテリーをつないだまま車両接続ケーブルでの給電を行っても問題はないとの事。ただし、バッテリーが満充電時は車両接続ケーブルからの給電よりも電圧が高く、電位差の関係でバッテリーから先に消費して車両接続ケーブル側に切り替わるため、いざバイクから離れた時にすぐに電池切れなんてことになる場合があるので、外しておいた方が無難との事。(※RSタイチさん、サポートの対応が早くて丁寧 で好印象 ♪)
で、ここもうちょっと何とかならなかったのかな?という部分がありまして
車輛接続ケーブルのコネクタ...2022年モデルで自主回収後の改良版ってことになるのですが、おそらく12V→7.2Vの変圧回路の部分がコネクタと一体になり、ちょっと邪魔です。しかもジャケット側はコネクタを止めるゴムのループが付いてはいるものの2022年モデルのまま?でいまいち。付属していたコードを止めるクリップも同様。
こんな感じで、裾の部分に穴を開けるかコネクタを収納できる袋状のスペースがあればよいのに...
このあたり改良を願いたいところですが、改良されたとて買い替えるわけにもいかないので、自作してみるかな。
車輛接続ケーブルはバッテリーから直接電源を取るタイプ。アクセサリーと連動させるには別途車輛側の配線に割り込ませたりリレースイッチを付けたりといった加工が必要になります。
とりあえず、そのまま取り付けてみましたが、MT-09/LEAD125 ともにバッテリーの充電用にSAE端子で取り出しているので、バッテリーへの接続側をSAE端子に加工すれば、使いまわしもできて良さそうです。近いうちに考えよう。
あと、取説では取り付け例としてシートの後ろ(お尻側)から出して体の左外側を回し、乗降時は事前に配線を外しておく様になっていますが、ロッシ降りでもしない限りうっかりそのまま降りてしまうと足に引っ掛けておっとっとなるし、走行中も万が一何かに引っ掛けるようなことがあれば危なそう。実際に試した感じでは、前(タンク側で股の間)に来るようにすれ乗降時に引っかかることもないし、配線の脱着もバイクを降りた状態できて安全な気がします。取説に書いてある通りあくまで一例なので、そのあたりは無理のない範囲で臨機応変にって感じですかね。
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