問題なさそうに見えても劣化が進んでいて、急に使えなくなったりするバッテリーの状態確認用に、HANMATEK のバッテリーテスター を購入しました。
同じような価格帯でいくつか出ている中から、SOC / SOH / CCA / 内部抵抗 が表示されて使いやすそうなものを選んでみました。
数万円もするような業務用のテスターではなく5千円でお釣りがくる安価なモデルです。
先日、充電器がサルフェーション除去モードになってしまったため、念のため交換したバイクのバッテリー(YTZ10S)は、満充電から2週間経過した状態で CCA規格値150で測定したところ、SOC/SOH共に100%、CCA 281、内部抵抗 9.92mΩ でした。
UPS やバイク用のバッテリーは寿命の測定ができないとあるので、SOHの値は参考程度と考えたほうが良さそうなのと、新品の値がわかりませんが内部抵抗がちょっと高め?な気はしますが、まだ普通に使えそうですね。
後から気が付いたのですが、CCA 190とバッテリーに記載されていました。SOHの結果に影響が出るはずだけど、測定結果は規格値以上だし、そもそもバイク用バッテリーの寿命の測定は保証されていないので影響は無し。
以前、5.4Vまで放電させてしまった車のバッテリー(Panasonic caos C7)は、CCA規格値530として測定した結果、SOC 89%、SOH 64%、CCA 424、内部抵抗 6.58mΩ となりました。使えなくはないけどそれなりの劣化ですね。(モニタの表示を日本語に変更しました)
試しに、充電し直して24時間経過後に改め測定すると、SOC 100%、SOH 65%、CCA 429、内部抵抗 6.50mΩ となりました。当然と言えば当然ですが、充電状態を示す SOC が100%になった以外は誤差の範囲で同じ測定結果です。
比較対象が無いので数値の精度/正確性はわかりませんが、値にばらつきはなく定期的に測定して劣化の進み具合を確認する目的としては十分信頼できそうです。
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