野鳥の撮影用に導入したデジスコシステムですが,ここ最近は,普通にフィールドスコープとして利用する機会が多くなりました。
ここで問題になるのが接眼レンズの見切りゴム。
デジスコ用には,KOWA TNS-664 に DIGSCO.COM 製 TurboAdapter P1を使用していますが,接眼レンズの見切りゴムを取り外す必要があり,フィールドスコープとして使用する際は非常に覗きにくい状態になっています。
そこで,簡単に手に入るものを使用して見切りゴムを付けてみました。
使用した部品は水道や排水パイプ用のゴムパッキンで,内径29mm/外形45mm/厚さ3mm の幅が広いタイプと 内径31mm/外形37mm/厚さ4mm の幅が狭いタイプの2種類用を意しました。
幅が広いタイプでは,繰り出されるがデジカメのレンズが干渉しない絶妙な厚みで良い感じなのですが,アイポイントまでの厚みが足りません。2枚重ねにすると内径がレンズ部より若干小さい為干渉してしまいます。
幅の狭いタイプでは 1mm 厚みが増しいますが,幅広と同じく1枚では足りませんでした。2枚重ねにしても内径がレンズ部より大きいので干渉はしないものの,幅が狭い為に,フニャフニャで見切りゴムとしてはいまいち。
ならば,この二つを合体...
で,こんな感じに眼鏡をかけた状態でちょうどいい距離に設定できました。デジスコとしての使用時にケラレが出ないかチェックしていないのですが,まぁ大丈夫なんぢゃないかなぁ~と。
ちなみに。
接眼レンズのキャップには,テーブルや椅子の足につける内径48mmのゴムキャップを使っています。
サイズ的にはアタプタの外形の方が大きく,始めは少しきつく力が要りますが,すぐに癖が付いて使い勝手は良好です。
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